代表理事挨拶

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一般社団法人 日本流通自主管理協会
代表理事 沢田 登志雄

 一般社団法人 日本流通自主管理協会の第6代目の代表理事に就任いたしました株式会社コメ兵の沢田登志雄です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
1998年4月に24社で立ち上げた弊会も、20周年を迎え、21年目を歩みだしました。

 私たちの活動は、会員企業が不正商品を取り扱わないための調査・研究活動を軸としながらも、2005年には消費者トラブルを解消するコールセンターとして「AACD消費者Q&Aセンター」の活動を開始し、2010年には、法務省認証ADR「ブランド110番」の活動を開始するなど、お客様が安心してブランド品を購入できる市場を実現するための地道な活動を行っています。

 これらの活動は、私たちの不正商品排除活動に対する関係各位のご理解とご協力、並びに、会員企業128社の努力の積み重ねの上にあります。
 市場を見渡すと、偽造品そのものの精度は、一段と巧妙化する傾向が顕著です。また、偽造品が発生するブランドも、従来のラグジュアリーブランドに限らず、カジュアル、スポーツ、コラボレーションブランドなど際限なく広がりを見せています。

 このような時代にあっても、私たち日本流通自主管理協会のメンバー128社は、地道な活動を継続していくことが重要だと考えています。これからも会員企業の努力を結集し、総力を挙げて不正商品問題に対峙していく所存です。

 一方、不正商品問題の発生状況を見てみますと、いわゆるCtoC市場での問題の拡大、SNSでの不正商品への誘導など、問題が一層複雑化しています。

 安心市場の提供を念頭に、この問題に対して流通の現場にいる事業者ができることを考えたとき、私たち日本流通自主管理協会の会員だけで対応することにも限界を感じています。私たち会員企業が不正商品を販売しないことはもちろんですが、日本流通自主管理協会の活動をもう一歩踏み出して、不正商品排除の志を同じくする事業者ネットワークを構築することでこの問題に対応できないか、本年度は一歩踏み込んだ活動も予定しています。

 このような私たち民間の活動には、権利者の方々、行政の方々、プラットフォーマーの方々、なにより消費者の方々のご理解とご協力が欠かせません。

 私たち日本流通自主管理協会が、21年目を歩きだした現在は、新たな偽造品が混沌とした時代です。その時代背景のなか私たちが目指すのは、偽造品を買いたくない消費者が偽造品を買わなくて済む市場の拡大です。

 事業者ならではの安心・安全の取組の活動に、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。